中東 久人

Hisato Nakahigashi

中東久人さんは、1969年京都市左京区出身。美山荘の四代目当主で、摘草料理の探求に従事。幼稚園の頃から料理を作る習慣があり、高校卒業後のブラッドフォード大学とパリ大学でのホテル経営学の学びがきっかけで日本料理・懐石・割烹の道に進む。フランスにて三ツ星レストランで1年間の修行後、帰国して金沢市の料亭で2年間修業し、1998年より美山荘で四代目として摘草料理の探求に従事。自然や旬に基づいて日本料理を論理的に理解し説明する能力を持ち、山野草や川魚など山の恵みを味わう摘草料理に情熱を注いでいる。食はエンターテインメントとの感銘から、「もっともっと昔に戻ろう」という和食への敬意のもと、分解して理解し、繊細で素朴に再構築することを大切にし、最新技術とタイアップし現代的なブラッシュアップも推進している。活動内容としては、2017年1月から5月まで東京・日本橋茅場町で開催されたアートと食の展覧会「食神さまの不思議なレストラン展」で和食監修を務めたほか、メディア出演などもしている。