小澤 一貴

Kazutaka Ozawa

小澤一貴さんは、神奈川県出身の1974年生まれのソムリエ。ワインへの造詣の深さや的確なセレクトで知られるトップソムリエ。1994年より「APICIUS」でフランス料理の基礎を学び、メートルドテルとなる。2002年に「Four Seasons Hotel丸の内」のメインダイニング「EKKI」を経て、レストラン開業コンサルティングに従事。2005年にワイン輸入会社に入社し、輸入アイテムの選定やワイン造りを担当。2007年より「Quintessence」ディレクトールに就任し、三つ星を獲得し続ける。そして、2016年12月に「Crony」をオープンし、初年度からミシュランガイドで1つ星を獲得、現在は2つ星とグリーンスターを獲得。 ワインペアリングにおいて、料理との相性だけでなく、シェフが込めたストーリーを感じさせるセレクトを心掛けている。現地の情景が浮かぶような選び方で、まるで旅をしているかのような体験を提供する。Cronyのオーナーソムリエとして、また、世界最高峰のレストラン「Quintessence」のディレクトールとしての経歴に加え、、「KENZO ESTATE」では、ハイジ・バレットと共にワイン造りにも携わり、生産からインポート、ソムリエまでの経験を持つ数少ないソムリエである。 小澤ソムリエのこだわりは、お客様の求める「美味しい」を解釈し、その追求を続けること。独自の解釈でワインの提供方法を工夫し、その美味しさを最大限に引き出す努力をしている。彼の独特な提供スタイルは、日本を代表するソムリエの一人としての彼の進化を感じさせるものである。